円安の原動力は日本売りか、国債も下落基調=東京為替前場概況
東京午前のドル円は156.50円付近まで円売りが優勢となった。最近の日経平均株価の動意は限定的だが、日本国債の下落とともに円相場も軟化する傾向にあり、日本売りの様相となっている。上昇を続ける国民負担率、少子高齢化、人口減少、国内に目を向けず海外に資金を提供し続ける日本政府に対する不信感、日銀によるいびつな金融政策など、日本売りの背景は十分。本日は米生産者物価指数(PPI)に注目が向いているが、東京時間帯の値動きの軸は円相場となっている。
ユーロ円は168.78円付近、ポンド円は196.49円付近、豪ドル円は103.33円付近までしっかりと推移。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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