ドル円高止まり、年内の米利下げ開始見通しは不透明=東京為替前場概況
東京午前のドル円は前日までの高値圏を維持しつつ、154円後半でもみ合いとなっている。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が認めるように、米インフレ圧力は想定よりも根強く、年内の米利下げ開始観測に不透明感が強まっていることがドル円を支えている。米金融政策見通しが変化しているなか、ファンダメンタルズに逆らって日本政府や日銀が円買い・ドル売り介入を実施しないと見られていることもドル円を支援。
ユーロ円は164.46円付近、ポンド円は192.38円付近、豪ドル円は99.34円付近、NZドル円は91.37円付近まで水準を切り上げた。欧州通貨やオセアニア通貨は対ドルでしっかり。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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