ポンドドル、200日と21日線の間を行き来 FRBよりも英中銀の方が早く利下げとの見方浮上=NY為替
きょうの為替市場はNY時間に入ってややドル売りが優勢となる中、ポンドドルは1.26ドル台半ばにやや上昇している。ただ、全体的には動意薄で200日線と21日線の間を行き来している状況に変化はない。
ここに来てFRBよりも英中銀の方が早く利下げを実施するのではとの見方が浮上している。短期金融市場では、5月はまだ少数派だが、6月の利下げ期待を70%程度で織り込む動きが見られている。一方、FRBの方は先週の強い米雇用統計を受けて6月利下げ期待を後退させており、現在は7月開始にコンセンサスが後退している状況。
GBP/USD 1.2649 GBP/JPY 192.05 EUR/GBP 0.8578
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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