チャレンジャー人員削減数にドル売り反応、米政府機関閉鎖で手掛かり求める=ロンドン為替
チャレンジャー人員削減数にドル売り反応、米政府機関閉鎖で手掛かり求める=ロンドン為替
ロンドン市場では、チャレンジャー人員削減数の発表に市場が反応している。通常であれば、重要度の低い指標とみなされやすいものだが、米政府機関閉鎖が最長記録をつけるなかで数少ない米雇用関連の手掛かりとして注目度が上昇しているようだ。また、日本時間午後9時30分の発表時刻から繰り上げられた発表に市場が驚いた面もあったようだ。昨日発表された米ADP雇用統計や米ISM非製造業景気指数が強い内容だったこととの対比も鮮明だった。米債利回り低下とともにドル売り反応が広がった。市場での12月米利下げ観測は、昨日NYクローズ時点での45%前後から足元では60%程度へと上昇している。
このあと、日本時間午後9時には英金融政策委員会(MPC)が政策金利を発表する。また、経済予測やベイリー総裁会見も予定される「スーパーサーズデー」となる。足元でのドル売りの動きは一服しており、英中銀に視線が移動してきているようだ。
USD/JPY 153.75 EUR/USD 1.1513 GBP/USD 1.3079
EUR/JPY 177.00 GBP/JPY 201.09
執筆者 : MINKABU PRESS
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