【海外市場の注目ポイント】米FRB関係者の発言など
日本時間午後11時にハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁が討論会に参加、同5日午前1時15分にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁が講演、同5日午前1時45分にグールズビー米シカゴ地区連銀総裁が講演、同5日午前3時にメスター米クリーブランド連銀総裁やカシュカリ米ミネアポリス地区連銀総裁が講演する。パウエル米FRB議長は現地3日に「インフレ率が2%に向けて持続的に低下しているという確信がさらに高まるまでは、政策金利を引き下げるのは適切でないと考えている」、「経済の力強さとインフレを巡るこれまでの進展を踏まえると、今後発表されるデータに基づいて政策決定を行っていく時間がある」と指摘していた。このあとの海外市場で発言する米FRB関係者も利下げに忍耐強く臨む姿勢であることを示唆するようなら、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間4日午後9時半には2月の米貿易収支の発表も予定されている。大方の予想は676億ドルの赤字となっており、前月の674億ドルの赤字から赤字幅が拡大するとみられている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。