植田日銀総裁 世界は5度目の石油ショックに直面、二次的リスクを指摘
植田日銀総裁 世界は5度目の石油ショックに直面、二次的リスクを指摘
植田日銀総裁は世界は5度目の石油ショックに直面していると指摘、インフレ期待がすでに高い場合は二次的な影響のリスクが高くなると語った。
中央銀行は原油価格の上昇を単独で評価すべきではない。重要な変数は、賃金、インフレ期待、需要状況、為替レートであり、これらの要因が作用すれば一時的なショックであっても恒久的なものになり得る。逆に、これらの要因が作用しなければ大きなショックであっても影響は抑制されたままとなる。
現在、日本の中長期的なインフレ期待は1.5%-2.0%の範囲に上昇しており、過去の事例に比べると緩衝材が少なくなっている。
原油価格の上昇は日本を「デフレ・ノルム」から動かすきっかけとなった。ただ、1970年代前半のような「インフレ・スパイラル」には至っていない。
執筆者 : MINKABU PRESS
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