米欧の互いの相殺要因により、ユーロドルは年末まで比較的タイトなレンジを維持する可能性=NY為替
きょうもユーロドルはNY時間に入って上値の重い展開が見られ、1.0570ドル近辺に下落している。前日安値を下回ってきており、心理的節目の1.05ドルを試しそうな気配だ。ただ、テクニカル的には下げ過ぎ感も台頭して来ていることから、1.05ドルに近づくとショート勢による達成感からの買い戻しも活発に出そうな雰囲気もある。
米欧互いの相殺要因により、ユーロドルは年末まで比較的狭いレンジで推移し、2024年末までには1.12ドル前後まで回復する可能性があるとの指摘が出ている。
特にFRBが従来考えられていたよりも長い期間、高金利を維持する可能性を市場は高めており、それはユーロに対してドルを有利にするはずだが、これに対してはECBの最近の利上げが対抗しているという。
一方、FRBは米経済が2024年中に勢いを失い、インフレが目標の2%に近づくと予想しているが、それは市場に米利下げ期待を与えることから、ドルの重荷になるという。
EUR/USD 1.0573 EUR/JPY 157.46 EUR/GBP 0.8690
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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