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ユーロ円は上げ一服 ECBが過度に引き締めるリスクが指摘される=NY為替

為替 

 ユーロ円は上げが一服しており、154円台前半まで下落している。一時155円台前半まで上昇し、2008年以来の高値水準を更新していたが、さすがに過熱感も否めず、ちょうどよい冷水となっている模様。

 先週のECB理事会でラガルド総裁は7月の利上げにほぼコミットしていたことから、市場も7月利上げについては確実視している状況。市場の関心は夏休み明けの9月以降だが、ここは意見が分かれているようだ。

 ECB理事の中ではハト派なビルドワドガロー仏中銀総裁の発言が伝わっていたが、ECBの利上げの道筋はほぼ完成しており、インフレもピークを過ぎたとの認識を示していた。一方、シムカス・リトアニア中銀総裁は「夏を過ぎてECBが追加利上げしても驚かないだろう」と述べていた。

 そのような中、ECBは利上げを継続することでユーロ圏の金融政策を過度に引き締めるリスクがあるとの指摘が出ている。非常に異質な通貨同盟の中で利上げによって賃金圧力と戦っているECBの締め付け過ぎをより懸念しているという。一部の債券市場ではその警戒感を反映した動きがすでに出ているとも指摘した。

EUR/JPY 154.22 USD/JPY 141.33 EUR/USD 1.0912

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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