【これからの見通し】トランプ発言への警戒、米小売売上高の強さを確認へ
【これからの見通し】トランプ発言への警戒、米小売売上高の強さを確認へ
この後の海外市場では、まずトランプ発言が警戒されよう。米国とイランとの停戦期限が22日と当初の21日から一日延期された。トランプ大統領はイランとの協議に前向きな姿勢(例によって、合意できなければ発電施設や橋などインフラを攻撃すると脅しながら)。しかし、イラン側の正式な交渉参加はまだ表明されていない。不確かな状況が極まっている。そのなかで、NY午前にはトランプ大統領がCNBC「Squawk Box」でインタビューを受けるという。どのような発言が飛び出すのか注目したい。
経済指標発表予定は、トルコ設備稼働率(4月)、ドイツZEW景況感指数(4月)、南アSACCI景況感指数(3月)、米小売売上高(3月)、米中古住宅販売成約指数(3月)、米企業在庫(2月)など。
3月米小売売上高が注目材料となる。前月比および自動車除く前月比はいずれも+1.4%と前回から倍以上の伸びが予想されている。市場では、コントロールグループ(ガソリン、建材、外食など変動の大きい項目を除いたもの)の伸びを+0.2%と低く見積もっている。今回の総合的な伸び加速は、中東有事に端を発したガソリン価格高騰の影響が大きいものと推測される。消費者は高いガソリンを買う余力がまだある、との解釈も成り立ちそうだ。
発言イベント関連では、ナーゲル独連銀総裁、デギンドスECB副総裁、コッハー・オーストリア中銀総裁、テュディン・スイス中銀理事、などの講演や会議出席が予定されている。また、米上院銀行委員会でウォーシュ次期FRB議長指名公聴会が実施される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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