東京株式(大引け)=524円高、半導体関連株が相場牽引も値下がりが6割超
21日の東京株式市場は半導体関連の主力株中心に買われる銘柄が多く、日経平均を押し上げた。ただ、後場は上げ幅を縮小する展開に。
大引けの日経平均株価は前営業日比524円28銭高の5万9349円17銭と続伸。プライム市場の売買高概算は20億2034万株、売買代金概算は6兆8522億円。値上がり銘柄数は516、対して値下がり銘柄数は1010、変わらずは48銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の欧米株全面安を受け風向きは悪かったが、朝方からリスクを取る動きが活発で日経平均は上値を指向した。海外短期筋による先物を絡めたインデックス買いが機能し、全体を押し上げる形に。その後も漸次水準を切り上げ、前引け時点では16日の史上最高値を上回っていた。依然として中東情勢は不透明ながら、イランと米国の間で和平交渉が継続することへの期待が買いを後押ししている。しかし、後場に入ると上値が重くなった。個別株は前引け時点で値下がり銘柄数が値上がりを上回っていたが、後場に入ると更に下落する銘柄が増加した。大引け段階では値下がり数が1000を超え、全体の64%を占めた。なお、TOPIXはマイナス圏で取引を終えている。
個別では、相変わらず売買代金首位をキープしているキオクシアホールディングス<285A.T>が大幅高となったほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>も高い。ソフトバンクグループ<9984>が物色人気、フジクラ<5803>、古河電気工業<5801>など電線株も上昇した。イビデン<4062>が値を飛ばし、三井金属<5706>も上値を伸ばした。リガク・ホールディングス<268A.T>がストップ高、ノジマ<7419>、武蔵精密工業<7220>も急騰した。日本電子<6951>が買いを集め、さくらインターネット<3778>も上値追い。
半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が冴えず、トヨタ自動車<7203>も売りに押された。住友ファーマ<4506>が軟調、ファーストリテイリング<9983>も値を下げた。ジャパンディスプレイ<6740>が大幅安で値下がり率トップ、第一稀元素化学工業<4082>、神戸物産<3038>も大幅安。SHIFT<3697>、カプコン<9697>などの下げも目立つ。このほか、滋賀銀行<8366>、七十七銀行<8341>など地銀株に下落する銘柄が多かった。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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