やや円安、明日の米CPI控えたドル売りは限定的=東京為替前場概況
東京午前のドル円は132.52円付近まで強含み。注目されている明日の米消費者物価指数(CPI)の伸びは一段と減速する見通しだが、対円でドルの重さは限定的で、円売りのほうが目立つ。米CPIの鈍化を手がかりとしたタカ派的な米金融政策の軌道修正だけでなく、米追加利上げ観測の後退による米景気懸念の緩和が期待されて、円売りを後押ししているようだ。
ユーロ円は142.19円付近、ポンド円は161.02円付近、豪ドル円は91.42円付近まで水準を切り上げた。円安のほか、豪CPIを手がかりとした豪ドル買いも豪ドル円を支援している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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