続伸、米国がベネズエラから出港したタンカーを拿捕=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=58.01(+1.49 +2.64%)
米国がベネズエラを出港した石油タンカーを再び拿捕し、米国とベネズエラの緊迫感が強まった。両国の軍事衝突が避けられないとの見方がくすぶっているほか、ベネズエラの日量100万バレル近い石油輸出が下振れしている公算であることも支援要因。ロシアの黒海沿岸で船舶が攻撃を受けるなど、ロシアとウクライナの衝突が続いていることも買い手がかり。米フロリダ州マイアミで行われたウクライナ和平協議の進展について特に公表されておらず、行き詰まりが意識されている。
時間外取引で2月限は58.13ドルまで上昇。通常取引開始後は上げが一服したものの、高値からの調整は限定的だった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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