スタグフレーションへの懸念からポンドは脆弱=NY為替
きょうのポンド円は東京時間の早朝に165円ちょうど付近まで下落して週明け取引が始まった。ただ、きょうは終始買戻しの流れが続いており、166円台に戻す動き。
来年の英経済は主要国の中で最も深刻なリセッション(景気後退)に直面する可能性が高く、そのうえ、インフレも最も高いことから、ポンドは脆弱な展開が予想されるという。
ポンドは危機を脱したとは思われず、ガスに依存し、労働市場が厳しい英国は、最も顕著なスタグフレーションのジレンマに直面しているという。経常赤字の悪化もポンドの重石となり、広範なドル安に対していくらか上昇はしても、対ユーロや円では弱含む可能性が高いとの指摘も聞かれる。
GBP/JPY 166.35 USD/JPY 136.94 GBP/USD 1.2149
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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