ドル、FOMC前に方向感に欠く可能性も=NY為替
その後、ドル円は157円台半ばに伸び悩んでいる。米株式市場でダウ平均、ナスダックとも伸び悩む動きが出ており、ドル円も追随しているようだ。158円台を何度か試す動きが見られたものの、157円台後半の水準で上値を止められている。ここ数日の急速な上昇に、過熱感も高まっており、そろそろ上値も重くなって来ているようだ。
一部からは、ドルは12月FOMC前に方向感に欠く可能性があるとの指摘が出ている。ドルの新たな方向性を決定する唯一の要因は、FOMCと、そこでの決定の背景だという。
米政府機関の再開を受け、本日は9月の米雇用統計が発表されたが、かなり前に収集されたデータでもある。10月分も完全な形では発表されず、11月のデータも12月16日(火)の発表になることから、FOMC後までは発表されないと述べている。
USD/JPY 157.52 EUR/USD 1.1532 GBP/USD 1.3083
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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