アジア株 上海株は0.7%安、予想外の中国金利据え置きで失望感広がる IMFは中国成長率予想を下方修正
アジア株 上海株は0.7%安、予想外の中国金利据え置きで失望感広がる IMFは中国成長率予想を下方修正
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 20988.59(-39.17 -0.19%)
中国上海総合指数 3171.75(-22.28 -0.70%)
台湾加権指数 17053.76(+60.36 +0.36%)
韓国総合株価指数 2710.14(-8.75 -0.32%)
豪ASX200指数 7590.30(+25.09 +0.33%)
アジア株は高安まちまち。豪州や台湾は上昇、前日の米株大幅高を好感しているもよう。一方、上海株は0.70%安。香港株も下落している。
中国の政策金利が予想外の据え置きとなったことで失望感が広がっているほか、上海市の長引くロックダウンに伴う景気減速に対する警戒感も広がっている。
中国人民銀行は中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート)を1年物、5年物とも予想外に据え置いた。中国当局が景気下支え強化策を幾度となく表明していたことから、市場では金融緩和に動くとの見方が強まっていたため、予想外の据え置きを受け失望している。
上海市の新規感染者の9割は無症状にもかかわらず、習近平国家主席は「ゼロコロナ政策」を維持すると表明。中国国家衛生健康委員会主任も19日、コロナを徹底的に抑え込むと強調。規制を緩めると、高齢者や子供たちの健康が脅かされ、経済・社会の安定した発展に深刻な影響を与えると指摘した。上海市のロックダウンは3週目に突入しており、市民の生活に支障が出ているほか、工場など操業を停止している状態が続いている。IMFは上海市などでのロックダウンやロシアによるウクライナ侵攻を受け、中国の2022年度の経済成長率予想を従来の+4.8%から+4.4%に下方修正した。中国政府目標の+5.5%前後を大きく下回る水準。
上海市場ではNY原油価格の下落を受け、中国石油天然気や中国石油化工などエネルギー関連が総じて下落している。そのほか、不動産や医療品、資本財関連も軒並み下落している。香港市場では不動産や銀行などのほかに、ハイテクやエネルギー関連も売られている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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