大幅反落、相互関税やOPECプラスの増産加速で=NY原油概況
NY原油先物5月限(WTI)(終値)
1バレル=66.95(-4.76 -6.64%)
ニューヨーク原油の期近は大幅反落。トランプ米大統領が発表した相互関税が、米国を含めた世界経済を景気後退へと導き、石油需要が下振れする可能性があることが相場を圧迫した。相互関税の対象国との報復合戦が激化すると、景気見通しはさらに悪化するリスクがある。なお、米国が輸入する原油や天然ガス、石油製品は相互関税の課税対象から除外されている。
石油輸出国機構(OPEC)プラスの8カ国が今月から自主減産の縮小を開始しているが、5月の増産幅を日量41万1000バレルに引き上げることで合意したことも重し。従来の5月の増産幅は日量13万5000バレルだった。OPECプラスは、引き続き健全な市場の基礎的条件と前向きな市場見通しを増産拡大の背景として指摘した。
時間外取引から5月限は急落。通常取引開始後は65.98ドルまで一段安となった。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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