NY朝方に米債利回り上昇などでドル買い強まる展開に=NY為替概況

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NY朝方に米債利回り上昇などでドル買い強まる展開に=NY為替概況

 きょうのNY為替市場、ドル円は東京午前からのドル買い円売りの動きが強まる形で、NY市場朝方に110円台をしっかりと回復し、110円08銭を付ける場面が見られた。

 もっとも週末を前にした110円台でのドル買いには慎重姿勢がみられ、直ぐに大台を割り込む動き。注目された米ミシガン大学消費者信頼感指数が、前回からは改善も、事前予想に届かない小幅な回復にとどまり、水準的にはかなり低いものとなったことで、ドル買いに慎重な姿勢が強まった。

 朝方1.33%台から1.38%まで上昇した米10年債利回りの動きも落ち着き、1.37%台を中心とした動きを見せる中で、ドルのさらなる買いには慎重。ただ、下値もしっかりという流れに。ドル円は109円90銭割れの場面もすぐに戻し、午後は109円90銭台でもみ合いとなった。
 
 対欧州通貨でもドル買いの動きが優勢となった。東京市場からロンドン市場にかけては比較的しっかりの展開となっていたユーロドルは、ロンドン市場での1.1790手前を頭に、値を落とす展開に。ドル円同様にNY市場朝方にドル買いが強まり、その後も戻りが鈍い展開に。1.1725前後まで値を落とし、ほぼ安値圏で引けている。

 ポンドドルもNY市場に入って売りが強まる展開。東京市場からロンドン市場にかけては1.38ちょうどを挟んでの振幅が続いたが、NY朝の1.3800台から1.3740台まで下落。その後は1.3760台まで回復の場面が見られたが、ユーロドルがNY午後に入っても頭の重い展開を見せたこともあり、再び売りが強まって1.3728まで。

 今週は米消費者物価指数(CPI)が弱めに出たことでドル売りが強まる場面が見られたが、その後米小売売上高がしっかりとした数字になり、個人消費の減退懸念が少し後退したことでドルの買い戻しが入った。雇用統計が弱く出たことで、雇用と密接に結びつく個人消費への警戒感がかなり高まっていただけに安心材料に。 

 来週は米国のFOMCが控えているが、テーパリング開始の決定は11月のFOMCになるとの見方が大勢となっており、今月の米雇用統計の弱さもあって、今回のFOMCでの決定を見込む動きがほとんど見られないことから、落ち着いた反応が期待される。ドットプロットでの政策金利見通しなどが注目材料となっているが、慎重姿勢の維持を織り込みつつあり、堅調な地合いが見込まれる。

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執筆者 : MINKABU PRESS

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