ドル円は序盤に堅調推移も足元では勢い失う、日銀方針も影響か=ロンドン為替
ドル円は序盤に堅調推移も足元では勢い失う、日銀方針も影響か=ロンドン為替
ドル円は110.60近辺での推移。東京午前に110.45レベルまで下押しされたあとは、買い戻しの流れが広がった。ロンドン序盤には110.76レベルまで本日の高値を伸ばした。しかし、その後は再び上値を抑えられており、110.50近辺まで一時下落した。クロス円も次第に円高方向への動きが優勢になっており、ユーロ円は131.60近辺、ポンド円は153円手前、豪ドル円は83.20付近まで下落している。欧州株が堅調に推移するなかで素直な動きにはなっていない。
この日発表された7月の日銀国債買い入れ方針では、短・中・長期各ゾーンでの減額を発表しており、市場には驚きの声がでていた。発表当初は目立った反応がなかったが、その後、次第に円買いが強まったことから、ある程度の市場への影響はあったようだ。
USD/JPY 110.58 EUR/JPY 131.62 GBP/JPY 153.09 AUD/JPY 83.25
執筆者 : MINKABU PRESS
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