「ドル/円、約4カ月ぶり高値」 外為トゥデイ 2021年2月17日号
目次
▼16日(火)の為替相場
(1):RBA 金融緩和姿勢継続を表明
(2):日経平均連日高値更新 円売り優勢
(3):米NY連銀製造業 5カ月ぶり高水準
(4):独1月ZEW期待指数 前月から改善
(5):米10年債1.3%台へ ドル/円一段高
16日(火)の為替相場
期間:16日(火)午前7時10分~17日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):RBA 金融緩和姿勢継続を表明
豪中銀(RBA)は、現行の国債買い入れプログラムの4月中旬終了に伴い、1000億豪ドル相当の国債追加購入の方針を決めた2月2日の理事会の議事録を公表。 今後については「当面は大規模な金融政策支援が必要になる」「金融刺激策の撤回を検討するのは時期尚早」との認識を示し、金融緩和の継続姿勢を改めて表明した。
(2):日経平均連日高値更新 円売り優勢
日本国内で17日から新型コロナワクチン接種がスタートすることで、経済正常化への期待が高まり、日経平均株価が連日で約30年半ぶりの高値を更新。 リスク選好地合いの中、円売りが優勢となった。
(3):米NY連銀製造業 5カ月ぶり高水準
米2月NY連銀製造業景気指数は12.1と市場予想(6.0)を大きく上回り、5カ月ぶりの高水準となった。
(4):独1月ZEW期待指数 前月から改善
独1月ZEW景気期待指数は71.2と市場予想(59.5)を上回り、前月(61.8)から大幅に改善した。ユーロ圏1月ZEW景気期待指数も69.6と前月(58.3)から回復。 なお、ユーロ圏10-12月期GDP・改定値は前年比-5.0%となり、速報値(-5.1%)から僅かに上方修正された。
(5):米10年債1.3%台へ ドル/円一段高
米10年債利回りが約1年ぶりに1.3%台まで上昇する中、ドル/円はNY時間終盤にかけて一段高となると、昨年10月以来となる106.00円前後まで上伸。 ポンド/円は2019年12月以来となる147円台を回復したほか、ユーロ/円においては約2年2カ月ぶりに128.34円前後まで上昇した。
16日(火)の株・債券・商品市場
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