豪中銀議事録 来年利上げせざるを得ない状況について議論、インフレ上振れリスク
豪中銀議事録 来年利上げせざるを得ない状況について議論、インフレ上振れリスク
豪中銀は12月会合の議事録を公表した。
インフレリスクが上向きに転じる中で、来年利上げに転じざるを得なくなる状況について議論したことを明かした。ただ、今後の動きは経済データ次第だと強調した。
前回11月会合に予想していたよりもインフレ圧力が持続的になる可能性を示す証拠が積み上がっている。最近のインフレ指標が短期的に上振れリスクを示唆している。ただ、インフレが持続するかどうかを判断するのは時期尚早。緩和政策の完全な効果はまだ明らかではない。
インフレ率は上昇の兆しを見せているものの、実質1人当たり支出は概ね横ばい。貯蓄率は上昇傾向にあり、消費者は依然として慎重姿勢を維持。最近の失業率の上昇は一時的なものと見られる、労働市場の状況が大幅に緩和するリスクは低下している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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