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アジア株 上海株5日続伸 当局は株価下支え継続か、景気停滞から投資家の目を逸らさせる

株式 

アジア株 上海株5日続伸 当局は株価下支え継続か、景気停滞から投資家の目を逸らさせる

香港ハンセン指数   25843.20(+41.43 +0.16%)
中国上海総合指数  3921.80(+4.26 +0.12%)
台湾加権指数     28240.66(+91.02 +0.32%)
韓国総合株価指数  4126.47(+20.54 +0.50%)
豪ASX200指数    8780.10(+80.20 +0.92%)

アジア株は軒並み上昇、米株3日続伸を好感して買い優勢で始まった。ただ、明日からほとんどの国がクリスマス休暇に入るため全般的に小動き。

上海株は5営業日続伸、2週間ぶり高値を付けている。早期の景気支援策の可能性は低いが株価下支えが期待されている。

政府系ファンド「国家隊」が好むETFの1つの取引がきのう急増し、約1カ月半ぶりの高水準となった。景気停滞から投資家の目を逸らさせるため当局は年末にかけ下支えを続ける可能性が高い。

中国AI株ブームも再来している。米国依存低減を図るため政府は国内半導体企業への支援を強化している。半導体新興企業ムーアやMETAXなどが投資家の間で人気だ。今月中にも香港市場に上場する予定のビレン・テクノロジーのIPO個人向け募集枠は47倍の超過応募となっている。

豪州株は約1カ月半ぶり高値。議事録受け一時上げ幅を縮小する場面があった。

豪中銀は12月会合の議事録を公表。来年利上げに転じざるを得ない状況について議論したことを明かした。インフレ上振れリスクを指摘するも、インフレ持続かどうかの判断は時期尚早だとしている。豪中銀の利下げサイクルは終了し、来年は引き締め策に転じる可能性が高い。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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