全般に方向感乏しい、材料難のなかで株価にらみの様相=東京為替前場概況
東京外為市場、材料難のなかで全般に株価にらみの展開。ただ、日経平均株価や時間外取引のNYダウ先物の方向感が乏しく、気迷い相場の様相となっているため、外為市場も同様の値動きがみられている。
ドル円とクロス円は、弱含みでスタートした日経平均の下げ渋りを背景に、やや円安傾向となる場面がみられた。しかし、日経平均が前営業日比3ケタの上げ幅から一転して上昇一服となった東京中盤に差し掛かると、ドル円、クロス円の円安傾向も一服した。
ユーロドルやポンドドルも方向感が乏しい。序盤は米国の10年債利回りが1.15%台へ上昇していることで、ドルがやや強含む場面もみられた。ただ、東京中盤に差し掛かるとその動きは一服している。
日経平均株価は3日続伸。前引けでは前営業日比47.72円高の2万8186.75円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=104.28円、ユーロドルは1ユーロ=1.2144ドル、ユーロ円は1ユーロ=126.64円、ポンド円は1ポンド=141.01円、豪ドル円は1豪ドル=80.28円、NZドル円は1NZドル=74.70円、スイス円は1スイスフラン=117.06円、カナダ円は1カナダドル=81.57円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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