広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル買い優勢も熱気に欠ける取引、ドル円は155円手前で売買交錯=ロンドン為替概況

今日の為替 

ドル買い優勢も熱気に欠ける取引、ドル円は155円手前で売買交錯=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。米10年債利回りが4.60%付近から4.63%台に上昇する動きに反応している。ドル円は154円台後半で一時154.97近辺まで高値を伸ばした。連日の34年ぶり高値水準更新。ただ、155円手前での売りに上値を抑えられており、一時154.70台まで反落と神経質な動きもみられた。介入警戒感が広がる中で上値追いに踏み切れないムードとなっている。ユーロドルは1.07台を割り込むと、1.0681近辺まで下押しされた。その後は1.0690付近での揉み合い。ポンドドルは1.24台後半から一時1.2423近辺まで下落。その後は1.2440台まで買い戻しが入っている。クロス円はドル円の上昇スピードの鈍さを受けて軟調。ユーロ円は165円台後半から半ば割れ水準まで、ポンド円は193円手前から192円台半ばまで下押しされた。ただ、総じて値動きは落ち着いてきており、英独指標にも反応薄と熱気には欠けている。

 ドル円は154円台後半での取引。東京朝方の154.73近辺を安値にじりじりと水準を上げる動き。ロンドン朝方には一時154.97近辺と、34年来の高値水準を更新した。ただ、155円手前の売りが意識され、一時154.70台まで反落するなど神経質な動きがみられた。その後は再び154.90付近へと上昇している。介入警戒感と日米金利差相場のせめぎ合いが続いている。

 ユーロドルは1.06台後半での取引。東京午前の1.0714近辺を高値にその後は米債利回り上昇とともに売られている。ロンドン序盤には1.0681近辺まで安値を広げた。その後は1.0690付近で揉み合っている。ユーロ円は東京午前に165.85近辺の高値をつけたあとは、売りに押されている。ロンドン時間には165.44近辺まで下落。その後は下げ一服となっている。対ポンドでは方向性に欠けている。4月独Ifo景況感指数が予想以上に改善した。ナーゲル独連銀総裁は、6月の利下げの後、利下げが連続するとは限らない、と述べた。いずれにもユーロ買い反応はほとんど見られなかった。

 ポンドドルは1.24台前半での取引。東京午前の1.2465近辺を高値に売られ、ロンドン序盤には1.2423近辺に安値を広げた。その後は1.2440台まで一時反発。ポンド円は192.96近辺を高値に下落、ロンドン序盤に192.42近辺の安値をつけた。その後は192円台後半に下げ渋っている。ユーロポンドは0.8590から0.8600付近での揉み合いと方向性に欠けている。英CBI製造業受注指数は予想外に悪化したが、個別項目では改善もあり内容はまちまちだった。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます