ドル円、クロス円が乱高下 瞬時に下げを戻す=ロンドン為替
ドル円、クロス円が乱高下 瞬時に下げを戻す=ロンドン為替
日銀決定会合と植田日銀総裁会見を通過して、円相場が乱高下している。ドル円は156.82の高値から一時154.99近辺まで急落。その後は156.40台まで再び上昇している。クロス円も同様の値動き。ユーロ円は168.26の高値から166.49の安値まで急落、その後は168円台乗せまでの戻り。ポンド円は196.10の高値から193.99の安値をつけ、195.90台に戻す動き。
日銀決定会合では政策金利及び国債買い入れ額を維持した。事前の市場では国債買い入れの減額観測があったことから円安の反応した。その後の植田日銀総裁会見では、最近の円安について、基調物価の大きな影響を与えていないとの認識が示され、一段と円安が進行した。しかし、会見後しばらくして、介入警戒感が高まるなかで一気に円買いが入ったが、すぐに戻すボラタイルな相場展開となっている。
USD/JPY 156.45 EUR/JPY 168.11 GBP/JPY 195.94

執筆者 : MINKABU PRESS
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