アジア株は下落、コロナ感染拡大懸念に米中対立激化再燃 上海株は1週間ぶりに3300割れ
アジア株は下落、コロナ感染拡大懸念に米中対立激化再燃 上海株は1週間ぶりに3300割れ
東京時間11:10現在
香港ハンセン指数 25975.60(-193.78 -0.74%)
中国上海総合指数 3296.07(-42.61 -1.27%)
台湾加権指数 13183.98(-37.80 -0.29%)
韓国総合株価指数 2468.58(-7.04 -0.28%)
豪ASX200指数 6378.50(-39.72 -0.62%)
アジア株は総じて下落。欧米を中心に世界各地で新型コロナウイルス感染が急拡大し続けており、冬にかけて「第3波」が警戒されている。また、米中対立激化が再燃していることも懸念されている。
11日、1日あたりの新規感染者数が世界全体で66万人と過去最多となった。テキサス州に次いでカリフォルニア州でも感染者数が累計100万人を突破した。日本や韓国などアジアの一部でも感染が再拡大している。韓国で13日、新規感染者191人が確認された。9月4日以降で最多となる。
上海株は1.27%安、1週間ぶりに節目の3300台を割り込んでいる。トランプ米大統領が12日、中国企業20社への米国からの投資を禁止する大統領令に署名した。これを受けて米中対立激化が再燃している。ハイテクや通信サービス関連を中心に幅広い銘柄が下落。香港市場ではチャイナユニコムが6.3%安、チャイナモバイルが5.4%安。

執筆者 : MINKABU PRESS
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