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弱い米指標などで雰囲気が悪化 ドル円は107円割れを試す動き=NY為替前半

為替 

 きょうのNY為替市場はドル売りが優勢となっており、ドル円は107円割れを試す動きが出ている。米株や米国債利回りが下げ幅を拡大しており、ドル売りが圧迫しているほか、リスク回避の円高も根強くあるようだ。特に米株式市場でダウ平均の下げ幅が200ドルを超えており、市場の雰囲気が悪化している。本日107.20円付近に来ている21日線を下回る展開が見られており、明日以降の動きが警戒される。

 この日発表になった米消費者信頼感指数が予想を大きく下回ったことをきっかけに市場はリスク回避の雰囲気を強めている。また、トランプ大統領がウクライナ大統領に来年の大統領選で民主党の有力候補となっているバイデン前副大統領の子息に関する調査を求めたとされる件で、民主党議員の間からはトランプ大統領の弾劾を求める声が出ており、民主党のペロシ下院議長がきょう、声明を発表すると伝わったこともリスクを拡大している。

 目先は107台を維持し、21日線の水準を回復できるかどうかが注目される。

 ユーロドルは買い優勢となっており1.10ドル台を回復し、一時1.1020ドル近辺まで上昇。しかし、1.10ドル台に入ると戻り待ちの売りも控えているようで上値は依然として重い。下向きのトレンドは依然として続いているようだ。

 本日発表のドイツの企業景況感指標が予想を上回っていたものの、ドイツ経済については第3四半期に2四半期連続でマイナス成長になるテクニカル的リセッションに陥るとの見方は根強い。また、米国によるEUからの輸入車に対する関税賦課の可能性も依然として残っており、リスクとして意識されているようだ。ECB理事の間では債券購入に対する見方が分かれているものの、市場はECBが追加緩和を更に打ち出して来るとの見方は根強い。

 ポンドドルはリバウンドの流れを温存。ただ、一時1.25ドル台に上昇したものの、その水準に入ると売り圧力も強まるようだ。ドル売り優勢もあるが、英最高裁の判断を受けたポンド買いもポンドドルをサポート。英最高裁判所はきょう、ジョンソン首相による議会閉会は違法との判断を下し、議会を可及的速やかに再開するよう求めた。明日議会は再開される模様。合意なき離脱の可能性が更に後退しており、ポンドは素直に好感しているようだ。

minkabu PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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