アジア株 総じて上昇、上海株と香港株は続伸
東京時間17:36現在
香港ハンセン指数 26855.56(+232.68 +0.87%)
中国上海総合指数 3882.78(+20.25 +0.52%)
台湾加権指数 25820.54(+240.22 +0.94%)
韓国総合株価指数 3424.60(-6.61 -0.19%)
豪ASX200指数 8848.77(-14.02 -0.16%)
インドSENSEX30種 80385.00(+20.06 +0.02%)
30日のアジア株は総じて上昇。上海株や香港株は続伸。今日発表された9月の中国製造業PMIが市場予想を上回り、9月のレイティングドッグ製造業PMI、サービス業PMIも市場予想を上回ったことが買いにつながった。中国本土は明日から国慶節の大型連休に入ることもあり、個人消費の盛り上がりへの期待感なども買いにつながったもよう。豪州株は小反落。本日開催された金融政策会合で政策金利を据え置いた。次回11月会合での利下げ期待が後退したことでが株式市場の重しとなった。
上海総合指数は続伸。金属採掘会社の紫金鉱業集団(ズージン・マイニング・グループ)、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、半導体受注生産メーカーの中芯国際集成電路製造(SMIC)が買われる一方で、酒造会社の貴州茅臺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)が売られた。
香港ハンセン指数は続伸。光学機器メーカーの舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、電子製品メーカーの比亜迪電子(BYDエレクトロニック)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)が買われる一方で、カジノ・リゾート経営の金沙中国(サンズ・チャイナ)、食品加工サービスの万洲国際(WHグループ)が売られた。
豪ASX200指数は小反落。石炭会社のホワイトヘイブン・コール、メディア会社ナイン・エンターテインメントが買われる一方で、鉱物探査会社のレジス・リソーシズ、相場情報サービス会社のアイレス・マーケット・テクノロジー、バイオ医薬品会社のテリックス・ファーマシューティカルズが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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