【海外市場の注目ポイント】8月の米雇用動態調査(JOLTS)など
日本時間午後11時に8月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表される。求人件数の大方の予想は720万件で、前月の718万1000件を上回り、3カ月ぶりに増加すると見込まれている。米求人検索サイト運営のIndeedが発表する求人件数の指数(季節調整済み)は8月の下旬に8月のそれまでの上昇を打ち消しにする低下となっており、8月の米JOLTSの求人件数が予想を下回るようであれば、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時45分には9月の米シカゴ購買部協会景気指数、同午後11時には9月の米消費者信頼感指数も発表される。9月の米シカゴ購買部協会景気指数は、大方の予想が43.3となっており、前月の41.5を上回り、2カ月ぶりに上昇するとみられ、9月の米消費者信頼感指数は、大方の予想が96.0となっており、前月の97.4を下回り、2カ月続けて低下すると見込まれている。
さらに、日本時間午後9時には9月の独消費者物価指数速報値も発表される。大方の予想は前年比2.3%上昇となっており、前年比の伸びは前月の2.2%上昇から加速するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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