ドル円高値からは調整も押し目限定的=東京為替概況
ドル円は一時109円台半ばを割り込むなど先週末のドル高局面に対する調整が広がった。もっとも押し目は限定的で落ち着いた動きに。
中国GDPが予想通りとはいえ、四半期ベースで2009年以来の前年比+6.4%にとどまり、2018年の成長率は28年ぶりの低水準となる6.6%にとどまったことや、米中の通商摩擦問題に関して、知的財産権問題では交渉が進んでいないとの報道が重石となったが、下がったところでは買いが出た。
中国・香港株がしっかりで、リスク警戒の動きが限定的に。今晩が米国の祝日で休みとなっている米株先物時間外取引は軟調も、ドル売りの動きは続かず。
先週末に大きく下げたユーロドルでもドル買いの調整が入り1.13台後半での推移。
minkabuPRESS編集部山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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