【本日の見通し】ドル円は明日の米雇用統計をにらむ展開、英中銀会合は利上げ見込み
【本日の見通し】ドル円は明日の米雇用統計をにらむ展開、英中銀会合は利上げ見込み
米中間選挙は民主党が上下両院で多数派となった。世論調査動向から想定内ではあったが、予想以上の大勝という印象が強い。上院は100議席中98議席が確定しており、54対44という状況。残り2議席も民主候補が小幅にリードしている。事前見通しでは民主党が53議席程度との見通しであった。
こうした民主党の勝利を受けて、いったんはドル売りが強まった。ドル円は火曜日の市場で158円台後半を付け、昨日東京朝も高値圏推移となっていたが、その後ドル売りが広がり、一時157.41円を付けている。もっとも下げ一巡後は反発を見せ、158円台を回復。米国市場では158.60円台を付けるなど、下げ分をほぼ解消し、往って来いとなっている。
民主党勝利自体はドル売り材料も、世論調査動向からかなり想定済みであったこと、原油安を受けた株高などが見られ、リスク警戒の円買いが後退する形でドル円、クロス円の買いが入ったことなどが支えとなっている。
この後は明日の米雇用統計をにらむ展開。関連指標は比較的しっかりしたものが目立っており、非農業部門雇用者数は前回から伸びがやや強まるとの現時点での予想に沿った結果を見込んでいるが、予想からの乖離が激しい指標だけに要注意。
ドル円は明日の米雇用統計をにらみつつ158円台を中心とした推移と見ている。いったん下げた後の反発となっており、157円台での売りには慎重になりそう。
ユーロドルは米中間選挙を受けたドル安に1.1273ドルまで上昇。その後調整売りも、ややしっかりという印象。1.12台前半を中心に次の方向性を探る展開。ポンドドルの堅調さもあり、下がると買いが出る展開か。
ユーロ円はドル主導でやや不安定な動き。株高もあり堅調地合いを維持と見るが178円台半ばからの買いには慎重姿勢が見られる。
ポンドドルは今日の英中銀金融政策会合待ち。政策金利は利上げで見通しがほぼ一致している。今回は四半期金融報告書が提出され、総裁会見が行われるスーパーサーズデーにあたっている。物価見通しの上方修正などが印象付けられると買いが強まる可能性がある。1.34台を中心とした推移から、1.35ドル台トライの機会をうかがう展開となりそうだ。
ポンド円は213円台にしっかりと乗せてきている。この後も堅調地合いを維持する見込み。英中銀会合次第ではあるが、214円台にしっかり乗せてくる可能性も十分にあるとみている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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