ドルがやや買われる、原油相場が反発 ドル円158円台前半=ロンドン為替概況
ドルがやや買われる、原油相場が反発 ドル円158円台前半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドルがやや買われている。前日に大幅安となった原油相場がこの日は反発しており、ドル買い圧力となっている。米中間選挙が注目されるなかで、米国とイランとの協議進展が期待されていたが、本日はイラン外務次官が「ゲシュム島で米と衝突、戦争状態にある-侵攻に直面」と述べるなど事態の進展はみられていない状況だ。為替市場ではアジア時間にややドル安に傾いていたが、ロンドン時間に入るとドル買いが優勢となっている。ドル円は157円台後半から158円台前半へ上昇。ユーロドルは1.12台乗せ水準から1.11台後半へ、ポンドドルは1.34台前半から一時1.34台割れへと軟化している。NY原油先物は前日の95ドル台から98ドル台まで反発。欧州株や米株先物・時間外取引は総じて軟調。米10年債利回りは4.90から4.92%での揉み合いとなっている。米中間選挙は日本時間午後8時から投票が開始、あす日本時間朝方から開票が始まる。
ドル円は158円台前半での取引。アジア時間からロンドン朝方にかけてはやや上値重く推移し、一時157.75付近まで軟化した。しかし、ロンドン勢の本格参加とともに買いが優勢となっている。足元では高値を158.30付近に伸ばしてきている。イラン情勢に進展がみられないことから、この日は原油相場が反発しており、インフレ警戒とともにドル買い圧力となっている。
ユーロドルは1.11台後半での取引。前日NY終値1.1187レベルを軸に上下動を繰り返している。ロンドン朝方に1.1207付近まで買われたあとは、売りに転じると安値を1.1176付近に広げてきている。ユーロ円はアジア午前の176.52付近を安値に買われロンドン序盤には177.01付近に高値を伸ばした。ただ、対ポンドではユーロの上値は抑えられている。ラデフ・ブルガリア中銀総裁から今後の利上げ可能性が示唆されたほか、コッハー・オーストリア中銀総裁はインフレが定着化しないようにしなければならないと警鐘を鳴らした。
ポンドドルは1.34台前半での取引。アジア朝方の1.3396付近を安値に、ロンドン序盤にかけて1.3426付近まで買われた。その後はドル買い圧力とともに1.34トビ台へと押し戻されている。ポンド円はアジア午前の211.56付近を安値に買われており、ロンドン時間には高値を212.25付近まで伸ばしている。対ユーロでもポンドは堅調で、ユーロポンドはロンドン時間に入って0.8349付近から0.8335付近へと軟化している。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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