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【これからの見通し】ドル高継続へ、米PCE価格指数の内容を確認

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【これからの見通し】ドル高継続へ、米PCE価格指数の内容を確認

 今週は、ドル高の流れが継続している。先週の米FOMCでのタカ派姿勢を受けて金利面からのドル買い圧力が台頭している。これまでの中東情勢の緊迫化による有事のドル買いからテーマが転換した格好だ。NY原油は本日も下落しており、一時69ドル付近と2月末のイラン戦争開始以前の水準に戻したが、特段のドル売り反応はみられていない。

 このあとのNY市場では米経済指標発表が相次ぐ。個人所得・支出(5月)、PCE価格指数(5月)、新規失業保険申請件数(06/14 - 06/20)、耐久財受注(速報値)(5月)、実質GDP(確報値)(2026年 第1四半期)などの発表が予定されている。

 そのなかでは、今後の米金融当局のタカ派姿勢を判断する上で、米PCE価格指数に対する注目が高まっている。市場予想は前年比+4.1%(前回+3.8%)、コア前年比+3.4%(前回+3.3%)といずれも一段とインフレが加速する見込みとなっている。予想通りの伸びを示せば、ドル買いの流れを支援する材料となろう。

 その他の経済指標発表は、香港貿易収支(5月)、南ア生産者物価指数(PPI)(5月)、ブラジル拡大消費者物価指数(IPCA)(6月)、メキシコ雇用統計(5月)、メキシコ中銀政策金利(6月)などが予定されている。日本時間午後9時30分の一連の米指標発表に市場の視線が集中しそうだ。

 発言イベント関連では、ムーラン仏中銀総裁、レーンECBチーフエコノミスト、チポローネECB理事、ボウマンFRB副議長(金融監督担当)、ウィリアムズNY連銀総裁、グールズビー・シカゴ連銀総裁などの講演や経済イベント参加が予定されている。ECB経済報告が公表されるほか、NY市場では米7年債入札(440億ドル)が実施される。

  足元のマーケットでは、ドル円が161円台後半、ユーロドルは1.13台後半、ポンドドルが1.31台後半などのドル高水準で揉み合っている。今後の米金融政策のヒントとなるのか、米PCE価格指数の発表待ちの状況が続いている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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