【これからの見通し】引き続き中東情勢に視線、米三連休を控えて調整主導か
【これからの見通し】引き続き中東情勢に視線、米三連休を控えて調整主導か
今週の相場はドルを中心に神経質な値動きが特徴的となっている。依然として中東情勢について明確な進展が見られないことが背景だ。逐一のニュースやうわさなどに原油相場が反応すると、それに伴ってドルが有事のドル買いや、その巻き返しのドル売りが入るパターンとなっている。合意に向けた決定打がでるのか、もしくは双方の歩み寄りがみられないまま中東リスクが長期化するのか。週末を控えて不安定な地合いが続きそうだ。
また米国が来週月曜日のメモリアルデーのためNY市場が休場となる。それを控えて、本日の米債券市場は短縮取引となる。主要市場の三連休を前に、金曜日の海外市場は調整が入りやすい状況にある点を指摘しておきたい。また、引き続き流動性が細る場面での政府・日銀による円安けん制発言や実弾介入の可能性も否定はできない。気の抜けない状況だ。
この後の海外市場で発表される経済指標は、ドイツIfo景況感指数(5月)、トルコ貿易収支(4月)、トルコ設備稼働率(5月)、メキシコ実質GDP確報値(2026年 第1四半期)、カナダ小売売上高(3月)、カナダ鉱工業製品価格(4月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)(5月)など。
発言イベント関連では、ラガルドECB総裁の記者会見、クロアチア中銀総裁、スロバキア中銀総裁、エストニア中銀総裁などの金融会議出席、ウォラーFRB理事の経済見通しに関する講演(質疑応答あり)などが予定されている。ウォーシュFRB議長の就任宣誓式が行われる。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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