【本日の見通し】週末を前に、レンジ取引中心か
【本日の見通し】週末を前に、レンジ取引中心か
昨日のドル円は19日に付けた直近高値159.25円を超えて159.34円を付ける場面が見られたが、中東情勢の解決に向けた期待などがドル売りを誘い、高値から調整が入った。NY原油の下げなどが見られ、ドルの上値も重くなった。もっとも、押し目は158.80円台までにとどまっており、下値のしっかり感も継続。中東情勢をにらみながらの展開が続く。
ドル円に関しては日本の財政赤字への警戒感からの円売りもドル円を支える材料となっている。夏季の電気・ガス料金補助の方針などにより補正予算の編成が首相から指示されており、海外勢を中心に財政赤字への警戒感が広がっている。
ドル円はこの後も158円台後半から159円台前半を中心としたレンジ取引が見込まれる。本日8時30分に発表される4月の日本全国消費者物価指数が予想を超える伸びを見せるなどの動きが見られると、直近のサポートとなっている158.50円を割り込む可能性もありそうだが、先行指標となる4月の東京都区部消費者物価指数の弱さなどを考えると、あまり強い数字が出ることは期待しにくい。もっとも、前日の高値を超えての上昇も難しそう。
中東情勢の不透明感が続く中で、週末を挟んだポジションの維持に慎重な姿勢が見られることも、ドル円の動きを鈍らせる材料となりそうだ。
ユーロドルは1.1600ドルを挟んでの推移。やや上値が重い展開となっているが、中東情勢の解決に向けた期待感などもあって、下押しにも慎重。1.1650ドル近辺から上が重くなっているものの、下押しの動きは落ち着いたものとなっている。
ユーロ円は184円台での推移となった。ドル主導での展開が見込まれ、上下ともに動きにくい展開となっている。この後もレンジ取引が中心となりそうだ。
ポンドドルは1.34ドル台前半での推移。政治的混乱などを警戒した一時のポンド売りが一服し、1.33ドル台では買いが入る展開となっているが、戻りも鈍い。20日に発表された英消費者物価指数の弱い伸びなどが上値を抑える形となっている。レンジを超えての動きには新しい材料が欲しいところ。
ポンド円は213円台を中心とした推移。対ドル同様に一時の下げからは戻しているが、ここからの買いには少し慎重。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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