(再送)ドル円が下落 ホルムズ海峡封鎖も米・イラン対話への期待=NY為替序盤
きょうのNY為替市場、ドル円は戻り売りが優勢となっており、158円台に下落。本日は一本調子の下げとなっている。先ほど発表になった生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったこともドル円を下押ししている。
本日はドル安が優勢。米国によるホルムズ海峡は封鎖されているものの、米国とイランは交渉を継続する余地があるとの兆候が市場の期待を高めている。米国とイランが今週中にもイスラマバードで協議を再開する可能性があるとの報道も流れていたほか、イラン外相は、複数の問題で交渉が進展したと述べていた。しかし、米国はイラン政府への圧力を強めるため、イランの港への海上交通の封鎖を開始している。
ストラテジストからは「戦争終結に近づくシグナルは原油価格の低下につながり、リスク資産にはプラスとなるが、ドルにはマイナスとなる」との指摘が出ている。
それでもドル円は、160円台にこそ慎重ではあるが、戻り売りを強める動きまでは出ておらず、上値期待は温存されている状況。イラン情勢が緩和されたとしても、高水準の原油価格はしばらく続くとの見方から、円売り圧力は当面続くとの見方が根強いようだ。
ロンドン時間に、日銀が今月の展望レポートで、原油価格の高騰を主因にインフレ見通しの大幅な引き上げを検討する見込みだと伝わっていた。中東情勢の早期の収束は見込みづらく、26年度については、大幅な上方修正が検討される方向だという。一方、原油高による海外への所得移転などで景気の下振れリスクが意識されており、GDPは下方修正が検討される可能性もあるとしている。会合では利上げの有無が焦点だが、日銀は重視する基調的な物価上昇率の動向を入念に点検して是非を判断するという。
なお、次期FRB議長に指名されているウォーシュ氏の上院での公聴会が来週開催されると伝わった。4月21日との報道も流れている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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