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【これからの見通し】決め手に欠ける相場状況、ドル円159円台での取引継続か

為替 

【これからの見通し】決め手に欠ける相場状況、ドル円159円台での取引継続か

 今週のドル円相場は、小幅レンジに収まっている。週明けの158.74レベルを安値に、昨日の159.65レベルを高値とする1円未満の値幅にとどまっている。ユーロドルは1.1586から1.1661まで、ユーロ円は184.69から185.79レベルまで1.1円程度の値幅となっている。

 中東情勢に関する報道で、原油先物や米債利回りが敏感に反応しているものの、市場は中東情勢全般については合意の方向性で楽観視している面がうかがえる。NY原油先物は94ドル台をピークに足元では87ドル台へと下落している。米10年債利回りは4.58%付近から4.43%台まで低下した。株式市場では、基調としてのAI関連株高の流れとなっており、目立った調整は入っていない。

 本日は週末および月末の取引となる。フロー主導の展開となりやすく、積極的なポジションメイクは手控えられる状況だ。

 そのなかでは、このあと日本時間午後7時に発表される財務省の外国為替平衡操作の実施状況が注目材料。これにより、4月28日から5月27日までの期間の介入実績が判明する。市場では10兆円程度と予想されている。金額の多寡よりは、159円台という相場水準が再び介入警戒感を意識させる面が指摘されそうだ。前後の市場動向をチェックしたい。

 経済指標の発表予定は、フランス実質GDP確報値(第1四半期)、ドイツ雇用統計(5月)、ドイツ消費者物価指数速報(5月)、KOFスイス先行指数(5月)、南ア貿易収支(4月)、ブラジル実質GDP(第1四半期)、カナダ実質GDP(第1四半期、3月)、米卸売在庫速報値(4月)、米シカゴ購買部協会景気指数(PMI)(5月)など。

 発言イベント関連では、レイキャビク経済会議「経済、政策、中銀の役割の変化」に関連した発言機会が多くなる。ベイリー英中銀総裁、カンザスシティ連銀総裁、ブルガ​リア中銀総裁、ボウマンFRB副議長、エストニア中銀総裁など多彩なメンバーの出席が予定されている。その他には、パネッタ伊中銀総裁、ポールソン・フィラデルフィア連銀総裁、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁、ベッセント米財務長官などの講演やイベント出席も予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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