トランプ発言で一時ドル安も続かず=NY為替概況
トランプ発言で一時ドル安も続かず=NY為替概況
本日のNY市場でドル円は159円台前半での推移が続いた。朝方株高などもあってややしっかりとなり、159.35円前後を付けた後、トランプ大統領の発言でいったんドル売りが強まった。大統領は「イランに関する最終判断を行うため今すぐ会合を開く」「ホルムズ海峡で足止めされた船舶が帰路に着く可能性」などの内容を自身のSNSに投稿。市場はドル安原油安で反応した。ドル円は159.10円前後まで下げたものの、大台を割り込むところまで売りが出なかった。これまで何度も楽観的発言が出たものの、解決に至らなかった経緯があり、動きは慎重なものにとどまった。その後イラン側から合意に慎重な姿勢が報じられている。ドル円はドル安一服後に反発。午後にかけて買い戻しが続き159.30円前後と下げ分をほぼ解消する動きとなった。
週末を前に、中東情勢に動きが出る可能性があるだけに積極的には動きにくく、直近のレンジを超える勢いが見られなかった。
ユーロドルは1.1640ドル前後での推移から、トランプ発言を受けたドル安で1.1686ドルを付けた。その後はドル安一服で調整が入り1.1660ドル前後を付けたが、発言前の水準までは戻らず、ややドル安が優勢となった。
ポンドドルも1.3430ドル前後から1.3485ドルまで上昇。その後の調整は1.3450ドル台にとどまった。
ユーロ円はトランプ発言後に上昇。ドル円の下げに対して、ユーロドルの上昇の勢いが強かったこと、株高が強まりリスク選好での円売りが出たことなどがユーロ円を支え、185.50円前後から185.98円を付けた。大台を付けきれずにいったん調整が入り、185.70円前後まで下げている。
ポンド円も同様に214.00円前後から214.64円まで上昇。その後214.20円台まで下げた。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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