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【これからの見通し】レンジ観に目立った変化はみられず、リスクセンチメントは短時間で振れやすい

為替 

【これからの見通し】レンジ観に目立った変化はみられず、リスクセンチメントは短時間で振れやすい

 ここ1週間はドル相場も円相場も目立った流れを示していない。東京・ロンドン・NYの各市場での株式や原油・金相場などの振幅にリスクセンチメントは短時間で変化するパターンが続いている状況だ。

 ドル円は1月後半に152円台割れを試して失敗した。その後は157円台へと上昇も、158円台には届かず。2月に入ってからは流れが反転して再び152円台へと下落。しかし、ここ1週間の値動きは大きく152-154円の範囲に収まっている。水準的には今年に入ってからのドル安・円高圏にとどまっているが、一段の値動きは限定されている。

 ドル相場の代表格としてユーロドルの値動きを俯瞰すると、1月後半は1.16台割れ水準を安値に1.20台後半まで上昇。その後は2月上旬にかけて1.17台後半まで反落。その後は1.18台前半から1.19台前半までの狭いレンジに収まっている状況だ。値位置としては、1月後半の大幅上昇のほぼ半値付近に落ち着いている。

 3カ月程度の中期的な流れはドル安・円高となっており、市場は動き出し待ちになっている。日銀の利上げ観測や米FRBの利下げ観測などに強い変化がみられるかどうかに市場は注目しているようだが、現状では決定打はみられていない。

 このあとの海外市場で発表される経済指標は、ドイツ消費者物価指数(確報)(1月)、ドイツZEW景況感指数(2月)、英ILO失業率(12月)、英雇用統計(失業保険申請件数など)(1月)、南ア雇用統計(2025年 第4四半期)、カナダ消費者物価指数(CPI)(1月)、カナダ国際証券取扱高(12月)、カナダ卸売売上高(12月)、米NY連銀製造業景気指数(2月)、米NAHB住宅市場指数(2月)など。

 発言イベント関連では、バーFRB理事が労働市場について、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁が経済について講演を行う予定。

 上記の諸予定には決定打となるような注目イベントは含まれていないが、 一つ一つの結果の強弱に、神経質な反応が積み重なる展開となろう。慎重に今後の方向性を探る局面が続きそうだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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