東京株式(大引け)=607円安と反落、円高受け利食い優勢も半導体株は高安入り交じる
3日の東京株式市場は目先利益確定の売りが優勢となり、日経平均株価は反落した。外国為替市場で急速に円高が進行したことが警戒された。
大引けの日経平均株価は前営業日比607円12銭安の6万3754円90銭と3日ぶり反落。プライム市場の売買高概算は28億2409万株、売買代金概算は11兆7886億円。値上がり銘柄数は464、対して値下がり銘柄数は1060、変わらずは33銘柄だった。
きょうの東京市場はリスク回避ムードが強く、前場中ごろに日経平均は1600円以上下落する場面があった。前週末の米国株市場ではNYダウやナスダック総合株価指数が揃って上昇したが、外国為替市場では前週末に15年ぶりとなる日米の協調介入が行われ、これに伴う急速な円高進行を警戒する売りが優勢となった。もっとも売り一巡後は買い戻しが入り下げ渋った。半導体関連株は高安入り交じる展開だったが、一方的な売りニーズが反映されなかったことは市場センチメントの改善につながった。後場に入ってから日経平均は下げ幅を縮小したものの様子見ムードは拭えず、前場とは異なり狭いレンジでのもみ合いに終始した。なお、値下がり銘柄数は後場に入って減少したものの、プライム市場全体の7割程度を占めている。
個別では、アドバンテスト<6857>が安く、東京エレクトロン<8035>も冴えない値動き。太陽誘電<6976>も軟調。ファナック<6954>は急落した。三井住友フィナンシャルグループ<8316>、みずほフィナンシャルグループ<8411>などメガバンクが売りに押され、トヨタ自動車<7203>も下落した。イビデン<4062>が値を下げ、ソニーグループ<6758>も下値を探った。三菱電機<6503>が大きく水準を切り下げた。日本電気硝子<5214>が値下がり率トップとなり、TOTO<5332>、三井E&S<7003>などの下落率も際立った。
半面、売買代金首位のキオクシアホールディングス<285A.T>が続伸、ソフトバンクグループ<9984>も買いが優勢だった。レーザーテック<6920>が大きく株価水準を切り上げたほか、ディスコ<6146>、KOKUSAI ELECTRIC<6525>も上昇した。ルネサスエレクトロニクス<6723>は急騰した。このほか、マクセル<6810>、トーメンデバイス<2737>、カシオ計算機<6952>、NSユナイテッド海運<9110>、MIXI<2121>などがストップ高に買われる人気となった。テクマトリックス<3762>も値を飛ばした。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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