【海外市場の注目ポイント】11月の米雇用統計など
日本時間午後10時半に11月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が4.5%、非農業部門雇用者数の大方の予想が5万人増となっている。3日に11月のADP雇用統計が発表されており、民間雇用者数は2カ月ぶりに減少し、予想を下回っていた。11月の米雇用統計も予想より悪い結果になれば、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時半には10月の米小売売上高も発表される。総合の大方の予想は前月比0.1%増、自動車を除いた大方の予想が同0.2%増となっており、前月比では、総合、自動車を除いて、どちらも5カ月続けて増加すると見込まれている。
さらに、日本時間午後5時半には12月の独購買担当者景気指数(PMI)速報値、同午後6時には12月のユーロ圏PMI速報値、日本時間午後6時半には12月の英PMI速報値、同午後11時45分には12月の米PMI速報値も発表される。12月の独PMI速報値は、製造業の大方の予想が48.6、サービス業の大方の予想が53.0となっており、製造業が前月の48.2から上昇する一方、サービス業が前月の53.1から低下するとみられ、12月のユーロ圏PMI速報値は、製造業の大方の予想が49.9、サービス業の大方の予想が53.3となっており、製造業が前月の49.6から上昇する一方、サービス業が前月の53.6から低下すると見込まれている。12月の英PMI速報値は、製造業の大方の予想が50.3、サービス業の大方の予想が51.6となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の50.2、51.3から上昇するとみられ、12月の米PMI速報値は、製造業の大方の予想が52.1、サービス業の大方の予想が54.0となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の52.2、54.1から低下すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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