【海外市場の注目ポイント】9月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に9月の米ADP雇用統計が発表される。民間雇用者数の大方の予想は5万1000人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の5万4000人増から鈍化するとみられている。前日に8月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表されており、求人件数は予想を上回っていた。9月の米ADP雇用統計でも民間雇用者数の伸びが予想を上回る結果になれば、米国の労働市場に対する悲観的な見方が後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時には9月の米ISM製造業景況指数も発表される。大方の予想は49.0となっており、前月の48.7を上回り、2カ月続けて上昇すると見込まれている。
さらに、日本時間午後6時には9月のユーロ圏消費者物価指数速報値も発表される。総合の大方の予想が前年比2.2%上昇、コアの大方の予想が前年比2.3%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.0%上昇から加速する一方、コアの前年比の伸びが前月の2.3%上昇から変わらないとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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