【海外市場の注目ポイント】米FRB関係者の発言など
日本時間午後10時45分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演、同午後11時にムサレム米セントルイス地区連銀総裁が講演、同23日午前1時にハマック米クリーブランド地区連銀総裁が講演、バーキン米リッチモンド地区連銀総裁が講演、ミラン米連邦準備理事会(FRB)理事が講演する。前週に示された米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの政策金利見通しで、今年の利下げ回数の予想が9月を含めて2回から3回に引き上げられた。これから発言する米FRB関係者からも年内の利下げ回数がこれまで予想していたよりも1回多くなり、結果的に年内残り2回のFOMCの各会合で続けて利下げすることがありうるとの見解が示されるようで、米FRBの年内連続利下げの思惑が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、英欧中銀関係者の発言も予定されている。日本時間22日午後5時にエスクリバ・スペイン中銀総裁が会議に参加、同22日午後9時半にピル英中銀(BOE)チーフエコノミスト兼金融政策委員会(MPC)委員が討論会に参加、同22日午後10時45分にレーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼チーフエコノミストが討論会に参加、同23日午前1時にナーゲル独連銀総裁が講演、同23日午前3時にベイリーBOE総裁が講演することになっている。
MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。