FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年1月28日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。
作成日時 :2026年1月28日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉
目次
▼27日(火)の為替相場
(1):片山財務相「今後とも適切な対応をとっていく」
(2):米消費者信頼感指数 低下
(3):トランプ米大統領「ドルは好調だ」
▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:ドルの戻りは限定的/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント
27日(火)の為替相場

期間:27日(火)午前7時10分~28日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):片山財務相「今後とも適切な対応をとっていく」
片山財務相は、為替市場への対応について「今後とも必要に応じて米国の当局と緊密に連携しながら、適切な対応をとっていく」と発言。この日、円相場が急伸したことについては「コメントを差し控えさせていただく」として、円買い介入やレートチェックを実施したかを明らかにしなかった。
(2):米消費者信頼感指数 低下
米1月消費者信頼感指数は84.5と市場予想(91.0)以上に前回(89.1→94.2)から低下。2014年5月以来の低水準となった。「職探しが困難」と回答した割合が2021年2月以来の20.8%に上昇しており、労働市場に対する消費者の見方が悲観に傾いていることが明らかになった。
(3):トランプ米大統領「ドルは好調だ」
トランプ米大統領は、記者団からドルが下落しすぎていると思うかと問われ、「いや、素晴らしいと思う」「ドルは好調だ」と語り、最近のドル安を懸念していないことを強調した。米大統領がドル安を容認したとの見方からドルが一段と下落。ドル/円が昨年10月29日以来の安値を付けたほか、ユーロ/ドルは2021年6月以来の高値を付けた。
27日(火)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

【情報提供:外為どっとコム】
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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:ドルの戻りは限定的
昨日のドル/円は約1.3%下落し、152.19円前後で取引を終えた。G7外務相会合後に片山財務大臣が「米国当局と緊密連携しながら適切な対応を取る」と発言したことで、日米協調介入への警戒感が再び強まった。NY時間午後にはトランプ米大統領が「ドル安を懸念していない」と発言したことでドルが売られ、一時152.09円前後と昨年10月29日以来の水準まで下落した。 本日は、日米協調介入への警戒感が根強いほか、米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長を巡る不透明感や、今週末に米政府機関が再び閉鎖される可能性が高まっていることなど、ドル売り材料が多いことから、ドル/円は引き続き上値の重い展開が予想される。NY時間には米連邦公開市場委員会(FOMC)後に政策金利が発表される。市場はすでに今回は政策金利が3.50-3.75%に据え置かれることを織り込んでおり、関心は声明やパウエルFRB議長の会見に向いている。先日の米地区連銀経済報告(ベージュブック)では米経済が「ほとんど変化なし」から「緩やかないし、緩慢な拡大」へと評価が改善されており、FOMC声明でも経済評価が上方修正されれば、ドルが買われる要因となろう。もっとも、ドル売り材料が依然として多いことから、ドル/円は戻りがあっても限定的となりそうだ。なお、東京時間には日本の40年債入札も予定されている。
注目の経済指標:FOMC政策金利

注目のイベント:パウエルFRB議長発言
※時間は日本時間での表示になります。
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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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