ドル買い優勢、ドル円157円台乗せ、ポンド売りには政治不信も一役買う=ロンドン為替概況
ドル買い優勢、ドル円157円台乗せ、ポンド売りには政治不信も一役買う=ロンドン為替概況
ロンドン市場では、ドル買いが優勢。ドル円は157円台に乗せている。週末の衆院選での与党勢力優勢との観測が根強く、円売り圧力が継続している。ロンドン時間にはポンドドルの下げも目立っている。英中銀金融政策発表を控えた調整に加えて、英政治不信が加わっているようだ。英国債の下落とともにポンドが売られている。対ドルで1.35台半ばへ、対円で213円台前半へと軟化し、対ユーロでも軟調だ。ユーロドルは1.18台で上値を抑えられると1.17台後半へと下押しされている。ドル指数は1月23日以来のドル高水準に上昇している。このあとの英欧中銀金融政策発表では、いずれも金利据え置きが見込まれている。それぞれの中銀総裁会見や、英中銀にとっては票割れや経済見通しなどが注目されている。また、市場は米雇用関連指標にも注目している。
ドル円は157円台前半での取引。東京昼過ぎの156.69付近を安値に、その後は買いが再燃している。ロンドン市場では157円台乗せから高値を157.30台へと伸ばしている。週末の衆院選を控えて与党勢力優勢との見方が円売りにつながっている。ただ、連日の上昇で市場介入などへのリスクも指摘されている状況だ。
ユーロドルは1.17台後半での取引。東京早朝の1.1809付近を高値に、ロンドン序盤の1.1780付近を安値とするレンジで推移。足元ではポンドドルの下落につれてややドル買いに押されている。ユーロ円は振幅。東京市場では一時184.71付近まで下落する場面があったが、ロンドン市場ではドル円の157円台乗せとともに買いが優勢になっている。高値を185.50付近まで伸ばした。対ポンドでもユーロ買いが優勢になっている。
ポンドドルは1.36付近での取引。東京早朝の1.3663付近を高値に終日軟調に推移している。ロンドン時間には1.36台割れから安値を1.3557付近まで広げた。ポンド円もロンドン時間に一段と下落している。214円台割れから安値を213.20付近まで広げた。ユーロポンドは0.8640付近から0.8690台まで上昇。ポンド安の背景には、英政治不信が指摘されている。スターマー首相が駐米大使にスキャンダルで知られる故エプスタイン氏と緊密な関係にある議員を任命したことが問題視されている。米国債売りとともにポンド相場も圧迫されている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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