ドル円もみ合い、クロス円はしっかり=東京為替概況
ドル円もみ合い、クロス円はしっかり=東京為替概況
ドル円は昨日海外市場でロンドン午前に146円31銭まで下げた後、ドル全面高となった流れを受けて、朝方はしっかり。一時147円57銭を付けた。もっとも、147円50銭超えでドル高に一服感が出ると、利益確定の売りに147円30銭前後を付けた。その後147円49銭を付けるなど、安値圏ではドル買いが出ていた。21時半の米生産者物価指数をにらむ展開。同指標は前回の発表で市場予想を大きく超える伸びとなり、米国の大幅利下げ期待を後退させる材料となったこともあり、その反動もあって少し落ち着いた水準が見込まれている。
ユーロ円は172円40銭台を中心とした推移から172円70銭台を付けている。株高などを受けたリスク選好の動きが円売りにつながっている。
ポンド円も昼前からの円売りがロンドン勢が入ってきてもう一段強まり、199円61銭を付けた。
ユーロドルは朝のドル高に1.1690前後を付けた後、ドル全面安に1.1710台まで上昇。レンジの範囲内であるがしっかりした動き。
ポンドドルは1.35台での推移が続いている。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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