ドル円は一時147円50銭超えも続かず=東京為替前場概況
東京午前のドル円は昨日海外市場でいったん146円31銭まで下げた後、下げ分を解消してさらに上昇するなど、ドル高が優勢となった流れが継続。東京市場に入って、
NY市場午後に上値を抑えていた147円50銭手前の売りをこなし、一時147円57銭を付けた。ストップロス注文を巻き込んだドル買い円売りが一服すると、すぐに利
益確定売りが入り、147円30銭前後まで下げている。
本日21時半の米生産者物価指数、明日の米消費者物価指数を前に、行き過ぎた動きへの警戒感が見られた。
ユーロドルは1.1700を挟んでの推移。昨日NY市場でのドル全面高もあって上値が重く、東京市場に入って1.1690まで下げたが、その後少し買い戻された。
ユーロ円は172円40銭台での推移。対ドルでのユーロ売りや、ドル円の高値からの調整などが重石となり、少し上値が重い。
ポンド円は199円30銭前後での推移。昨日ロンドン市場での円高局面で198円80銭台を付けた後、NY市場昼頃に199円台前半に戻すと、東京午前にかけて落ち
着いた動きが続いている。
MINKABUPRESS 山岡

執筆者 : MINKABU PRESS
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