【海外市場の注目ポイント】7月の米雇用統計など
日本時間午後9時半に7月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が4.2%、非農業部門雇用者数の大方の予想が10万4000人増となっており、失業率が前月の4.1%から上昇、非農業部門雇用者数の伸びが前月の14万7000人増から鈍化するとみられている。非農業部門雇用者数の伸びは直近4カ月続けて予想を上回っている。今回も非農業部門雇用者数の伸びが同様の結果になるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が一段と後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後11時には7月の米ISM製造業景況指数も発表される。大方の予想は49.5となっており、前月の49.0を上回り、2カ月続けて上昇すると見込まれている。
さらに、日本時間午後6時には7月のユーロ圏消費者物価指数速報値も発表される。総合の大方の予想は前年比1.9%上昇、コアの大方の予想が前年比2.3%上昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.0%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の2.3%上昇から変わらないとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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