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円買いとドル買いが交錯、ドル円は介入警戒感で上値重い=ロンドン為替概況

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円買いとドル買いが交錯、ドル円は介入警戒感で上値重い=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円買いフローとドル高基調がせめぎ合っている。ドル円は161円台後半まで買われたが、ロンドン時間にかけて円買いフローが持ち込まれ161円台前半に押し戻された。片山財務相が「必要とあれば断固たる措置取ると日米で合意、米財務長官と会談した」と円安けん制を強めたことが背景。ドル円の反落とともにユーロ円は184円割れへ、ポンド円は213円台前半へと下落している。一方で、ドル相場全般は依然としてドル高に傾いている。ドル指数は昨年5月以来の高水準に達し、ユーロドルは一時1.14ドル割れ、ポンドドルも1.32台前半へと下押しされた。米利上げ思惑に加え、世界的にハイテク株主導で株安が進み、リスク回避の調整がドル高と円高の両方を支えている。原油安は一服し、イランが核査察計画を否定したことで有事のドル買いも重なっている。

 ドル円は161円台前半での取引。東京市場の大半は前日NY終値161.57を挟んだ揉み合いだった。ロンドン朝方にはドル買い方向に動意付き、高値を161.74付近に伸ばした。しかし、すぐに円買いフローが持ち込まれ、ロンドン序盤には161.28付近まで下押しされた。その後は161円台前半での揉み合いが続いている。市場には介入警戒感が広がっているもよう。一方で、全般的なドル高基調が下支えしている。

 ユーロドルは1.14付近での取引。東京市場では前日NY終値1.1429付近での揉み合いが続いた。ロンドン朝方に1.1439付近まで一時買われるも、すぐに売りに転じている。ロンドン午前には安値を1.1396付近に更新している。ユーロ円も売りに押されている。ロンドン朝方の184.84付近を高値に、足元では184円台割れへと下落してきている。対ポンドでは方向感に欠ける売買となっている。ハイテク株主導の株安、原油相場の下げ渋り、一連の欧州PMI速報値がまちまちとなるなど、市場には不透明感が広がっている。

 ポンドドルは1.32台前半での取引。東京早朝の1.3258付近を高値に、上値重く推移している。ロンドン時間に入ると売りが強まり、安値を1.3210付近へと広げている。ポンド円はロンドン早朝の214.21付近を高値に売られ、ロンドン序盤に213.25付近に安値を広げた。その後も安値から離れず揉み合っている。ユーロポンドは0.8621から0.8635のレンジで振幅。足元ではややポンド買いが優勢。昨日はスターマー英首相辞任と英政局の変化が報じられたが、本日は目立った続報は出ていない。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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