【海外市場の注目ポイント】5月の米雇用統計など
日本時間午後9時半に5月の米雇用統計が発表される。失業率の大方の予想が4.2%、非農業部門雇用者数の大方の予想が12万6000人増となっており、失業率が前月の4.2%から変わらず、非農業部門雇用者数の伸びが前月の17万7000人増から鈍化するとみられている。4日に5月の米ADP雇用統計が発表されており、民間雇用者数の伸びは予想を下回っていた。5月の米雇用統計でも非農業部門雇用者数の伸びが予想を下回るようであれば、米景気の先行き警戒感が強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧米の中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後5時にホルツマン・オーストリア中銀総裁が会見、同午後5時半にラガルドECB総裁が講演、同午後5時45分にシムカス・リトアニア中銀総裁が講演、同午後7時にセンテノ・ポルトガル中銀総裁が講演、同午後10時にセンテノ・ポルトガル中銀総裁が講演、同午後11時にボウマン米連邦準備理事会(FRB)副議長が講演することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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