【海外市場の注目ポイント】5月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に5月の米ADP雇用統計が発表される。6日に発表される5月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は11万4000人増となっており、民間雇用者数の伸びが前月の6万2000人増から加速すると見込まれている。前日に4月の米雇用動態調査(JOLTS)が発表されており、求人件数は予想を上回っていた。5月の米ADP雇用統計でも民間雇用者数の伸びが予想を上回る結果になれば、5月の米雇用統計に対する期待感からドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後10時45分にはカナダ中銀(BOC)理事会の結果、同午後11時には5月の米ISM非製造業景況指数、同5日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)も発表される。BOC理事会については、政策金利が現行の2.75%に据え置かれるとの見方が優勢だが、2.50%に0.25%引き下げられるとの見方もある。5月の米ISM非製造業景況指数は、大方の予想が52.0となっており、前月の51.6を上回り、2カ月続けて上昇するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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